タイ・Nakhon Pathom編🇹🇭
皆さま、こんにちは。
今井田です!
今回はタイとインドで行われた海外遠征のうち、まずは1週目のタイ遠征についてご報告いたします。
今回の遠征では、ノアインドアステージ所属の松田龍樹プロに加え、私自身初めて帯同させていただく磯村志プロのサポートを担当しました。
磯村選手はジュニア時代から播磨トレーナーによるトレーニング指導を受けており、これまでにも何度かSarchCへパーソナルトレーニングに来てくださっている選手です。今回は身体の動きやコンディショニング、ケアを中心に見てほしいとのご依頼をいただき、帯同することとなりました。
1週目の舞台は、タイの首都バンコクから車で約1時間半ほどの場所にあるNakhon Pathomで開催されたM25フューチャーズ大会です。
現地は連日40℃近い気温に加え、湿度も60〜70%と非常に高く、この時期の日本とは比較にならないほど過酷な環境でした。コートに立っているだけでも体力を消耗するような暑さで、選手たちにとってはテニスの技術だけでなく、環境への適応能力も試される1週間となりました。
松田選手の本戦1回戦の相手は熊坂拓哉プロ。粘り強くミスの少ないプレースタイルに苦しみ、思うように攻撃の形を作ることができませんでした。結果は1-6、0-6。スコア以上に厳しい内容となり、悔しさの残る敗戦となりました。
一方の磯村選手も、日本の比較的涼しい気候から現地入りしてから3日で本戦を迎える難しい状況でした。相手はATPランキング429位のSanhui Shin選手。暑さへの適応に苦しみながらも戦いましたが、自分本来のプレーを発揮しきれず、0-6、4-6で敗戦となりました。
両選手とも同日に大会を終える形となりましたが、次週のインド遠征へ向けてすぐには移動せずタイに残ることを決断しました。
試合の反省を行いながら、テニス練習とトレーニングに時間を使い、今後の課題と向き合う2日間となりました。
特に今回、磯村選手とは初めての帯同ということもあり、本人やコーチとじっくり話し合う時間を設けました。
「どのようなプレーをしたいのか」
「どんな選手を目指しているのか」
「今の身体の状態はどうなのか」
そういった部分を整理しながら、理想と現実のギャップを埋めるためのトレーニングを実施しました。
今回のテーマは「軸づくり」でした。
磯村選手自身、昨年は筋力トレーニングに力を入れて取り組み、身体も大きく強くなった実感があったそうです。筋力アップはとても良い事ですが、その一方で試合中の球際や切り返しの場面で踏ん張りきれず、バランスを崩してしまう感覚があったとのことでした。
そこで今回は「身体の中心を感じながら動くこと」をテーマに設定しました。
まずは静止した状態で軸を意識するところから始め、そこから動き出しやストップ動作、切り返し動作へと段階的に発展させていきました。
短期間で劇的に変わるものではありませんが、選手自身も少しずつ感覚を掴み始めており、今後の成長が非常に楽しみな内容となりました。
海外遠征では試合結果ばかりが注目されがちですが、実際にはこうした試合と試合の間の取り組みが、将来の結果を大きく左右します。
今回のタイ遠征は結果だけを見ると悔しい部分もありましたが、次へ向けた確かな準備期間にもなりました。
次回は、このタイ遠征の続きとなるインドでのチャレンジャー大会についてご報告いたします。
引き続き、選手たちが最高のパフォーマンスを発揮できるよう全力でサポートしてまいりますので、応援のほどよろしくお願いいたします。




