【松山チャレンジャー帯同記】
〜松岡隼選手と挑んだ、濃密な3日間〜
こんにちは。SarchCの今井田です!
今回は、11月に開催された 松山チャレンジャー に帯同した際のレポートをお届けします。
今回サポートさせていただいたのは、ATPランキング500位台の 松岡隼選手。
初めてのサポートということもあり、私にとって非常に学びの多い3日間となりました。
■ 初めてのサポート、テーマは「疲労が溜まった身体をどう整えるか」
松岡選手からいただいた依頼内容は、
「長期遠征の疲れが蓄積しているため、コンディショニングとケアを中心にお願いしたい」
というものでした。
合流した時点では、筋肉の張り・可動域の低下・身体の重さなど、全身に疲労の色が濃く残っており、いかに短期間でパフォーマンスを引き上げるかが勝負でした。
私は鍼灸師の資格を持っているため、今回の3日間は特に 鍼治療のアプローチが中心 に。
深層の筋緊張が強い箇所には鍼でアプローチし、痛みや炎症が疑われる部位には手技を併用しながら、試合に向けて身体を「戦える状態」へ整えていきました。
松岡選手は今年、世界各地のフューチャーズを転戦し、チャレンジャー大会への出場は8月以来。
「この大会でしっかり勝ちたい」という強い気持ちが伝わり、こちらも気が引き締まる思いでサポートにあたりました。
■ 予選1回戦:1-6からの大逆転。戦う身体が戻った瞬間
初戦の相手は、ノーランカーながら勢いのある海外の大学生選手。
長身から繰り出されるサーブとフォアの強打に押され、1-6 と厳しいスタート。
しかし2セット目に入ると身体が動き出し、徐々にリズムを取り戻していきます。
そこからは 6-3、6-1 と勢いに乗り、一気に逆転勝利。
連戦で疲れた身体でも、適切なケアと試合中の立て直しでここまで変わる。
トレーナーとしても非常に印象的な初戦となりました。
■ 予選決勝:痙攣との戦い、3時間超の死闘
予選決勝の相手は、粘り強いプレーが持ち味の 熊坂拓哉選手。
松岡選手にとっても、簡単ではない勝負になることが予想されました。
1セット目は競り合いの末 7-5 で先取。しかし、この終盤で松岡選手に 太ももの痙攣 が発生。
2セット目は動き切れず 1-6 で落とす苦しい展開に。
それでもファイナルセットでは痙攣が徐々におさまり、身体が再び反応し始めます。
1-4 の劣勢から驚異的な粘りで 5-4 に逆転。
会場の空気が一気に変わった瞬間でした。
しかし最後はタイブレークの末に惜敗。
7-5 / 1-6 / 6-7 と、3時間を超える壮絶な試合となりました。
負けはしたものの、松岡選手は試合後にこう語っていました。
「チャレンジャーで勝つイメージがはっきり湧いた」
その言葉のとおり、この大会は選手にとって確実にターニングポイントとなりました。
実際、この後オーストラリアのチャレンジャー2大会に出場し、
ベスト4 → 準優勝 と躍進。
今季は キャリアハイ365位 にまで到達しました。
松山での2試合が、確かな自信につながったのだと思います。
■ 最後に
松山チャレンジャー帯同を通じて、
「その日、その瞬間の身体をどれだけ最適な状態に導けるか」
その重要性を改めて深く実感しました。
SarchCでは、アスリートから一般の方まで、
ひとりひとりの体の状態・目的・背景に合わせた最適なトレーニングとケアを提供しています。
これからも皆さまの成長を全力でサポートしてまいります。
今後の今井田トレーナーの帯同レポートも、ぜひ楽しみにお待ちください!
