· 

【帯同サポートレポート|ATP250杭州】灼熱のコートでの初戦と課題


移動と初日の出来事



デビスカップを終え、翌日に飛行機で松山(ソンサン)空港から上海に行き、車で2〜3時間かけての移動。

その後は練習とトレーニングの予定でしたが、フライトが遅延し、ホテル到着は22時前。結局、練習はできず移動のみの1日となってしまいました。


レストランも閉まっていたため、食事はウーバーを利用。深夜の到着にもかかわらず、台湾人のTseng選手が中国語でスムーズに注文してくれ、良心的な対応を受けることができました。これも国際遠征ならではの頼もしさです。



予選1回戦:E. Spizzirri(USA)戦



翌日はいよいよ予選1回戦。

対戦相手はアメリカのE. Spizzirri選手。37℃の灼熱コートに加え、コートサーフェスやボールの違いもあり、非常にタフな環境でした。


試合結果は、

6-2, 1-6, 4-6 で敗戦。


ウォーミングアップからは素晴らしい立ち上がりを見せ、第1セットを快勝。しかし、第2セット以降はセーフティーなプレーが続き、相手に流れを渡してしまいました。トップレベルで戦う中でも、このような一瞬の乱れが試合の勝敗を分ける現実を改めて実感しました。



試合後のミーティング



試合後は、コーチ・Tseng選手・私の3人でミーティングを実施。


  • 今回の敗因の分析
  • フィジカル面で改善すべき点
  • ビジョントレーニングを含む思考・判断の精度向上
    といったテーマで意見を出し合いました。



特に「暑さと環境変化への適応」「守りに入った展開からどう切り替えるか」という点が大きな課題。これらを共有できたことで、次戦に向けた具体的な方向性が見えてきました。


翌日は会場でトレーニング。
特に私の気になっている動きの部分を重点的に2時間みっちりトレーニングしました。

今から次の会場に移動!
東京のJAPANオープンに出場と聞いていましたが、まさかの行き先は「武漢」そう、あの武漢です。

ちょっと心配症な私としてはドキドキですが、とりあえず今から向かいます。