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【大会サポートレポート】ITF15OSAKA

BLUE SIX OPENにて2名の選手を帯同サポート!2週間の濃密な挑戦

こんにちは、SarchCの今井田です。

先日開催されたテニスの国際大会 「BLUE SIX OPEN」 にて、市川泰誠選手と富田悠太選手の2名を、2週間にわたりサポートさせていただきました。


2年ぶりの2選手同時帯同

今回サポートした2選手は、今年の日本リーグでも担当させていただいた「ノアインドアステージ」のメンバー。国際大会という大きな舞台で再び一緒に戦えることは、私にとっても非常に嬉しい経験でした。

とはいえ、2名同時の帯同サポートは約2年ぶり。ウォーミングアップのタイミングやコンディショニングの内容は選手ごとに異なりサポート内容は単純に2倍。現場では頭も体もフル回転の2週間となりました。

それでも、選手一人ひとりと真剣に向き合う時間は、自分にとって非常にやりがいのある、濃密な日々でした。


スタジオSarchCでのトレーニング環境が武器に👍🏿

今大会の会場は大阪・靱(うつぼ)テニスセンター。

通常、国際大会(フューチャーズ)ではジム設備が整っていないことが多く、現地でのウエイトトレーニングは難しいのが現状です。

しかし今回は、SarchCが会場からすぐ近くにあるという利点を最大限に活用。空き時間を使って、必要なトレーニング・ケアをしっかりと行うことができました。

大会中でも妥協せずに取り組めたことは、選手にとっても私たちにとっても大きな収穫でした。


富田悠太選手:半年ぶりの勝利と新たな課題発見

富田選手は、1週目のシングルスで久々の本戦勝利(1回戦突破)を果たしました。これは実に半年ぶり。勝利の瞬間は本当に嬉しく、彼自身にとっても大きな自信回復につながったと思います。


【戦績】


  • シングルス:1週目ベスト16、2週目 1回戦敗退
  • ダブルス:両週とも1回戦敗退



戦績だけを見ると厳しい部分もありましたが、内容的には多くの課題と収穫を得ることができました。特にフィジカル面では新たな改善ポイントが見つかり、今後のトレーニングにしっかり反映していけそうです。


市川泰誠選手:好調の中での悔しいアクシデント

市川選手はフィジカル・テニスともに非常に良い状態で大会に臨み、


  • シングルス:1週目・2週目ともにベスト8進出
    と安定した結果を残しました。



しかし、2週目のダブルス2回戦中にアクシデントが発生し、残念ながらその後のダブルス・シングルスを棄権する形に。好調だっただけに、本人も我々スタッフも非常に悔しい結末となりました。

それでも、これまでの積み重ねが着実に実を結びつつあることは確かで、選手としての安定感と成熟を強く感じる大会でもありました。


今後のさらなる飛躍に期待を込めて

今回、2人の個性に向き合いながらサポートを続けた2週間は、私にとっても成長と発見の連続でした。選手がコートに立つその瞬間まで、どれだけ良い準備ができるか。そこにこそ、サポートする側の本当の価値があると改めて感じました。

選手によって求めるサポートは本当に異なります。トレーニングの内容、コンディショニングの方法、声のかけ方や休憩のタイミング…。すべてがその選手の「今」に合わせた対応でなければ意味がありません。

今大会で得られた課題や学びを、次のトレーニングに繋げていくことが私たちの役目です。

市川選手、富田選手ともに、今後の飛躍に向けてまた新たなスタートを切っています。

SarchCではこれからも、アスリートが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、現場に即したサポートを全力で行っていきます。

2人の今後の活躍に、ぜひご期待ください