尼崎市、東園田町にあるサーチックでは10歳〜70歳まで様々な年齢の方が来られています。
今回は低年齢のお子さん達に重要なストレッチについて書きたいと思います。
皆さんは普段からストレッチをされていますか?
スタジオやテニスコートで感じる事はJr.達の柔軟性の低さです。特に足首周りの硬さは気になります。足首が硬いという事は足首の動きの代わりを膝や股関節、体幹部、肩など様々な部分で代償して生活をしている事になり足首だけでなく、他の部位にも慢性的に痛みや硬さとして症状が出たり、バランスが崩れたりしてしまいます。
各テニスクラブや運動施設で準備体操はありますが、5分程みんなで行うだけでは正直言ってたりません。。
だからといって練習時間を減らしすぎるのも良くありませんので、自分達で意識的にストレッチを行える状況を作り最終的にはストレッチが生活の中に溶け込めるまで習慣化していってあげたいと思っています。
まず、ストレッチとはどうやってするのでしょうか?
『ストレッチのメカニズム』
ストレッチとは「伸ばす」という事です。
実際には筋肉を伸ばしてあげるのですが、形だけではしっかり伸びません。
例えば、ふくらはぎの筋肉を伸ばしたい場合その筋の起止・停止(筋肉の付いている最初の部分・最後の部分)そして作用(働き)を理解しなければいけません。
右の図に下肢の後面の図を掲載しました。
ふくらはぎにはスネの骨(脛骨、腓骨)からアキレス腱となり踵の骨(踵骨)まで走るヒラメ筋と、太ももの骨(大腿骨)の両側からアキレス腱となり踵の骨(踵骨)まで走る腓腹筋があります。(他にもありますが今回はテーマ的に2つ挙げさせてもらいました。)
各筋肉の働きは以下の様になります。
ヒラメ筋→つま先立ち(足関節の底屈)
腓腹筋→つま先立ち(足関節の底屈)+膝を曲げる働き(膝関節の屈曲)
腓腹筋は太ももの骨まで働いているので、膝の筋にも働くんです!
このような作用が各筋肉にはあるのですが、実際にストレッチするにはどうしたらいいか、、、
筋肉の働く方向の反対の動きをすればストレッチになるんです。
ふくらはぎの筋肉のストレッチといえば左図のようなストレッチを思い出すと思います。
ですが、ヒラメ筋には右図のようなストレッチが有効になります。
2つのストレッチをしてみてストレッチされる部位の違いを体感してみてください。
このように意識的にストレッチしていくと身体への理解も深まり、効果のあるストレッチが出来るようになります。
また運動前、運動後など、シチュエーションによってストレッチにも効果的な方法があります。
1.スタティックストレッチ
2.ダイナミックストレッチ
3.バリスティックストレッチ
次回はストレッチの種類についてお話しさせて頂きます。
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